• 第3回 小島貴子の人生100年時代の生き方・楽しみ方

第3回 小島貴子の人生100年時代の生き方・楽しみ方

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40歳からの薄い繋がりが後半人生を豊かに

私達は、どうしても同じ価値観・似たような思考・嗜好・志向の人間と一緒に居ることが安心であり、親しくもなります。

しかし、40代へ突入したら、新しい後半戦の準備として「今までとは違った人間や環境」へ興味を持ってみましょう。

実は、人間の価値観や思考性は、親からの伝承であり育った環境から生まれています。40歳を迎える頃には、親の生きてきた社会とも大きく変わり、自分自身も様々な経験や学習で独自の価値観を形成しています。これが本当の意味での自立です。

やっと40歳で自立?そうなんです。40歳からこそが、自分に正直に素直な人生を思い描けてそして行動出来る年齢なのです。
ただ、その時に家族や社会的な責任も生まれているので、「すべてをリセット」という訳にはいかないでしょう。

でも、人生の後半生は、存分に新しい事へ挑戦出来る時間も余裕も、そして自分の意志を通せるでしょう。その準備を始めるのが、40歳からです。

そのためには、「ストレス」のレッスンが必要です。
新しい環境・人間関係は、正直ストレスです。ですが、後半人生には、今まで想像しなかったことが次々に起きる可能性が大きいのです。
ですから、40歳から徐々に自分にとって「楽」「楽しかった」事から、「未知」「無知」の世界へ首を突っ込んでみてください。

私の知り合いは、55歳の定年から、一発発起して「税理士」へ挑戦しました。
それは、18歳の時に、挫折した経験を思い起こしたからです。

人生に「もう」も「だって」も要りません。

後半をワクワクするために、新しい緩い繋がりを自分から作ってみましょう

(文 小島貴子)

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小島貴子プロフィール

東洋大学理工学部生体医工学科准教授。
埼玉県人事委員会 委員
元 埼玉県雇用・人材育成推進統括参与。
三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)勤務。
出産退職後、7年間の専業主婦を経て、 91年に埼玉県庁に職業訓練指導員として入庁。
キャリアカウンセリングを学び、職業訓練生の就職支援を行い、7年連続で就職率 100%を達成する。

多数の企業で採用・人材育成コンサルタント及びプログラム作成と講師を務める。
「就職迷子の若者たち」集英社新書・「がんばる中高年実践就職塾」メディアファクトリーなど多数の著書も執筆。