• 仕事は幾つあってもいい!100年時代のビジネスライフ 12

仕事は幾つあってもいい!100年時代のビジネスライフ 12

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芸能マネージャーだった青年がExcelのカリスマ講師となるも40代で一次リタイアを宣言した訳とは
株式会社すごい改善 代表取締役 吉田 拳氏 ①

吉田拳さんの著書はExcelのハウツー本として異例の大ヒットとなっている。
「たった一日で即戦力になるExcelの教科書」、「たった1秒で仕事が片付く Excel自動化の教科書」、「1万人の業務効率を劇的に改善したExcel速業BEST 100」など、累計25万部に届く勢いだ。
現在カリスマExcel講師として銀座を拠点に教室を展開、延べ3000人にExcelの効率的な利用ノウハウを伝授してきた。

親身のハンズオン指導を貫くために教室で1回の授業を受ける人数は12人までとしているが、一回の受講で財務分析ができるぐらいまで身に付くと評判が評判を呼んでいる。
2010年の起業からあっという間に「アラフォー」で手にした成功。
現在はオンラインセミナーを準備する新たなフェーズに入ってきているというが、吉田さんは学生時代から起業を夢見ているような若者ではなかった。

「就職活動ではレコード会社を狙っていたんです。ソニーミュージックとか、メジャーなレコード会社の試験をいくつも受けましたが、ことごとく受からなかった。」
とにかくエンタメ業界に憧れていたので、最初に仕事として就いたのは歌手、高橋真梨子の付き人だった。
「高橋さんは大スターなので、マネージャーが3人いる中の、自分は2番手でした。その頃も全国ツアーで忙しく、ツアー現場に先に入って打ち合わせ、コンサートを成功させるための確認作業など、諸々のお膳立てを完璧にする仕事が中心でした。」
やり甲斐もあり楽しい仕事ではあったが、日々全国を延々飛び回って寝る暇もなく準備に追われる仕事は、如何せん若い体でもこたえた。

付き人業に慣れた頃、マーケティングなどビジネスに関わりたいと思うようになった。

マーケティングの分野にアンテナを向けた結果、次にご縁があった職場は、セールス プロモーション エージェンシーで、念願のマーケティングの仕事に就くことができたのだが、予想外のノルマなど次第に置かれている状況を見直す必要に迫られていった。

「今振り返れば、自分は結局、典型的な指示待ちサラリーマンでしたね。受け身、自分から動かない、言葉は悪いがクソサラリーマン。」
その後3社目、4社目と転職を繰り返したが、何故か新たな仕事、職場を得ても心晴れない日が続いた。

(続く)

(文 槇 徳子)

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槇 徳子(まき のりこ)プロフィール

1964年 名古屋市出まれ。
慶応義塾大学卒業後、名古屋のCBC(中部日本放送)、テレビ東京で合計20年局アナとして勤務。テレビ東京ではニュースモーニングサテライト、クロージングベルなど主に経済・金融情報番組に携わる。
2007年に円満退社の後2008年に株式会社エムシーストラテジーを立ち上げ、PRコンサルタント業に転身。マスコミに「もっと出るべき」経営者や研究者の活躍をサポート、これまで法人では延べ50社以上と契約、個人10人以上のメディアリレーションに携わる。
独立して10年の経験を活かして、人生100年時代に現役シニアを目指す人達の役に立ちたいと目下画策中。