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孫や家族を喜ばせたい。プレゼントに「デコ巻きずし」。

2017年4月8日 | 文:原詩織

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「働いていたころは時間がなかった。」
時間に余裕ができた今だからこそ、手のかかる凝った料理をつくってみたい。
孫や家族へのプレゼントに、想いのこもった特別なものを渡したい。
そんな方にぜひおすすめしたいのが「デコ巻きずし」。

相手のことを想い、手間とアイディアのこもった巻き寿司で、大切な人を喜ばせてみてはい かがだろう。

今回はデコ巻きずし教室で講師を務める下野ひとみさんに、お話を聞いてみた。

デコ巻きずしって? 飾り巻き寿司や祭り寿司といった呼び名で親しまれている、絵柄のついたお寿司。 下野さんにデコ巻きずしの発祥について伺ってみた。

デコ巻きずし
デコ巻きずし

―デコ巻きずしはどのように始まったのでしょうか?

「もともとは千葉県房総半島の郷土料理で房総祭りずしです。江戸時代くらいからあるものと言われています。具材と巻き方を工夫して断面に美しい図柄を描きます。現代風にアレンジした絵柄やお弁当箱に入れやすい大きさのものが多いのが特徴です。」

―デコ巻きずしにはいろいろな絵柄があるようですね。

「お花や動物を中心に行事や季節に合った絵柄が数え切れないほどあります。一去年の夏から始めた『デコもち』というものもあります。」

―デコ巻きずしの簡単な作り方をお聞きしてもよろしいでしょうか?

「酢飯とのりと食材があれば作ることが出来ます。ごはんは1本で2分の1合から、1合くらい使うものまで様々です。色付けもすべ て食材で行います。ピンクなら、さくらでんぶに似ているおぼろという白身魚で出来ているものを酢 飯に混ぜたり、茶色はカツオふりかけや鶏そぼろを使ったりします。 色のごはんを用意したら、次にパーツを作ります。花びらの一枚一枚などをつくって組み立てます。 子供や年配の方にも人気で、中には男性の方もいらっしゃいます。」

デコ巻きずしの原型はすでに江戸時代からあったという。
デコ巻きずしは想像以上に歴史のある料理なのだ。

デコ巻きずしは難しくない!

子どもが喜びそうな絵柄も、実は簡単!?
子どもが喜びそうな絵柄も、実は簡単!?

―結構複雑そうに見えますが、作るのにどのくらいかかるんでしょうか?

「簡単なものなら 15分くらいで出来ます。少し複雑なものですと1時間くらいかかるものもあります。基本のお花などは初心者向けで、簡単に作ることができます。」

―誰でもできるものでしょうか?

「のりをどのくらいの大きさで切って、そこに何グラムの酢飯を置け ばというようなことまですべて決まっていて、それさえしっかりやれば、どなたでもきちんとできるようになっています。」

―特に簡単な絵柄、難しい絵柄などはありますか?

「簡単なのはバラ、複雑そうに見えて簡単に出来ます。左右対称でないものや、漢字は初心者には少し難しいかもしれませんが、慣れればどなたでも作ることが出来ます。」

複雑そうに見えて、案外簡単に出来るものもあるというデコ巻きずし。 作る絵の種類によって初心者向けのものから、たくさん作り慣れた上級者むけのものまで自分で選べる のも、魅力の一つである。

デコ巻きずしの活躍ポイント

こんなデコ巻きずしが作れたら人気者間違い無し。
こんなデコ巻きずしが作れたら人気者間違い無し。

―お子さんのお弁当などでよく見かけますよね。やっぱり人気なんですか?

「はい、普段のお弁当だけでなく持ち寄りパーティーや、運動会のお弁当などでも活躍しますね。あと、孫や友人にちょっとしたプレゼントとしてもとても人気です。また、私が今まで知っている中で は、結婚式でケーキカットの変わりに巻き寿司カットをなさっていたこともありました。」

デコ巻き寿司はさまざまな場面で作られているようだ。 作り方を覚えて自分で作れるようになれば、ちょっとしたパーティーや友達へのプレゼントとして活躍 すること間違いなしだ。

孫の誕生日にデコ巻きずし!

お孫さんへのプレゼントに最適。
お孫さんへのプレゼントに最適。

「教室に来られる方の中には、お子さんや年配の方も多くいらっしゃいます。特に、お孫さんに作ってあげたいという年 配の方は多いです。」

―なるほど。子供が好きそうな絵柄もたくさんありますもんね。

「可愛い動物柄やお花柄などを作ってお孫さんにプレゼントするという方は多いです。夏休みにお孫さん と一緒にレッスンに来て作る、というのもとても楽しいと思います。レッスンでは、巻いてその場で切ってもらいますが、切るまでは上手くできたのかわからずドキドキし ます。このドキドキ感も楽しみであったりします。 それから、お孫さんを驚かせたかったら、切らないでそのまま持って帰って、その場で切ってもらうというのも面白いと思います。」

デザインなど、お孫さんの年齢や好みなどによってどういったものがいいか迷うこともあるだろうが、 とにかくまずは自分で作ってみて欲しいと下野さんは話す。
上手くできなくてもいい。
まずは、自分の気に入ったもからつくってみることが重要だ。

―何かおすすめの絵柄などはあったりしますか?

「季節を取り入れた絵柄 が良いと思います。教室でおすすめしている月ごとのメニューは、2月が お雛様、3月がさくらやチューリップ、4月はこいのぼり、6月はあじさ い、7~8月はペンギンなど海系のもの、9月はお月見やうさぎ、10月 はハロウィン、11月は次の年の干支やクリスマスのもの、12月にお正月の ものなどです。クリスマスのときにはお寿司のケーキなども作ることもできます。
平均すると、年代に関わらずかわいい系のも のが人気です。時々落ち着いた江戸前細工寿司などもとり入れたりしています。」

お孫さんの誕生日やクリスマス、ひな祭りやこどもの日には、ぜひ作ってみ たいかわいらしいデザインも多くある。
絵によって作り方が異なるからこそ、イベントの度に作ってみることも大き な楽しみになるのではないだろうか。

デコ巻きずしの魅力

―下野さんにとって、デコ巻きずし講師としてのやりがいは何ですか?

「生徒さんが喜んでくれるのがやはり嬉しいです。始めての方は上手くできるかわからず緊張なさっている方もいらっしゃいますが、帰る時には笑顔で帰ってくださいます。それが楽しみです。」

―デコ巻きずしの魅力は?

「一番の魅力は切った時のわくわく感ですね。作る過程も非常に楽 しく、工作のような感覚です。 食べる人が喜んでくれるというのもやりがいに繋がります。バラなどは華やかなので、ちょっとお よばれした時に、ケーキなどの代わりに持っていくことができるのも大変魅力的だと思います。」

お寿司を切った瞬間目に入る色とりどりの美しい絵柄には、子供から大人までさまざまな人の心をつか む何かがあるのだろう。
自分で作ったお寿司を切る瞬間の楽しみと、その楽しみを回りの人と共有することで生まれる喜び。 それらがデコ巻きずしの大きな魅力である。 デコ巻きずしを知らない人はまだまだたくさんいる。

「最近は日本に訪れた外国人で作りたいという方もいます。日本人にも、もっと親しんでもらいたい。各 家庭でもっとたくさんデコ巻きずしが作られるようになったらうれしいです。」

下野さんはこのように語ってくれた。 大切な人への想いのこもったデコ巻きずし。 ご家族、お孫さん、ご友人へのプレゼントとして、ぜひ作ってみてはいかがだろうか。

デコ寿司飾り巻きずしデコもち教室 KURULlN くるりん
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